家ではどうもトーマシーが一番強い魚みたいです。アピストに蔓延するウイルスに困っている中、彼らは元気でどんどん子供産んでいます。泳ぎだして2日目の稚魚にはイトミミズ(ミズミミズ)が大人気、自分より大きいイトメも果敢に食べようと突いています。早くも荒くれものの片鱗が現れています。3分の一程度を親が見ていない隙にホースで吸い取って離隔、後は子育てさせてます。模様が綺麗な親同士だから良い子供が育つかな。でも、頭がいたいのは、このまま育つと水槽が足りないと言う事実。これだけ増えといて仲良く泳ぐならまだしも、ヒレをぼろぼろにするくらい追い回すのは困り者。みんな成長したら水槽が修羅場と化すなんてことに。
ペアと同じ水槽にアルティスピノーサがいるんですが、彼らは賢いですね。特にメスは温和で可愛らしいです。空気を読んで用意した土管の中に落ち着いて餌の時だけ出てきています。同じスピノーサの他のペアがいるときも遠巻きに見るだけで、遠慮しているようでした。他の魚はテリトリーに入ってしょっちゅう追い払われてます。
親に守られているおかげか大分成長してきました。8mmくらいです。1.5cm位になれば、他の魚に食べられずに済むのではないでしょうか。20数引きは残っています。60cm水槽で、ペアと他のトーマシ-3とエンゼル2とアルティスピノーサ1と10cmくらいのキャットが2匹と、ラスボラ3匹いるんですが。よく守ってます。ペア以外はペアに追い払われて妙な絆が出来たのか仲良くやってます。前も書いたのですが、アルティスピノーサの温和さはシクリッドの中で一番じゃないでしょうか。(気性の荒いシクリッドの中で)水槽の5分の2くらいの隅がペアと稚魚のテリトリーとなっています。土管がいくつも入れておいたので小競り合いも少ないのかもしれません。ただ、ペアの縄張りには土管がない方が良いです。稚魚が迷い込むので。一部離隔して育てていた稚魚よりも成長が早く数も多いです。プラケで水換えだけでしたので濾過が十分でなかったからかもしれません。また、天敵から身を守る以外に親が居た方が良い事があるのかもしれません。