白点病の治療で10匹近く死なせてしまった。
ほとんどグリーンネオンで、薬浴の水にうつした際のショックによる死と思われる。
投入後5時間くらいしてバタバタと死んでしまった。チッカーボードは1匹動きがおかしくなったので元の飼育水に戻し、一日後回復して普通に泳ぐようになった。おそらく問題ないだろう。
他のラミレジィ5匹は大きな異常は無かった。若干充血したようにも見えた。様子から何かの中毒かもしれない。
使用した水は汲み置きの水、飼育水は全く使わなかった。PH、硬度も確認したが汲み置きの
水には飼育している環境と同じ土を少量入れてあり、近い値だったので問題ないと判断して
水あわせは行わなかった。水温は、サーモと水温計で飼育水と同じに調節した。
土が少量過ぎたのか、水質検査は紙で行い正確さにかけていたのかいくつか原因が考えられる。
他には使用した鉢底ネット(ポロプロピレン)からの有害物質による中毒か、
汲み置きの水に有害となるようなものが入り込んだのか、
薬による中毒か、
今回の反省、気付いた事。
まだ治療中ではあるが、現状での事は、
被害を抑えるため、かわいそうではあるが、最も弱そうな1匹だけ初めにテストして1日様子を見(強い固体だと悪環境に耐える可能性がある)、挙動に異常が無い事を確認して他の魚の薬浴を開始する。これは白点病の感染力が強い病気で沢山の魚を治療する場合に限り、急ぐ場合はテストは出来ない。
使用する水は、初めは、飼育水のフィルターの排出口から直接移した水を使い、
水換えの際に殺菌のためカルキ抜きしていない水で一日後水換え、その後毎日
半分以上、点滴式でゆっくりと水を換える。
初め薬を混ぜる際は、予め水量を測っておき、使用する薬の量を確認した上で、
一日をかけて、3度に分け均等の量づつ混入する。
気付いた事、
テトラオーロは非常に強い優れた魚である。
グリーンネオンは、やはり環境の変化に弱く簡単に死んでしまう。白点病にもかかりやすい。パラケイロドンの代表的な3種がビギナー向けと呼ばれるのは、隠れた意味は流通量が多く安いからとしか思えない。カラシンの特に小型の魚は環境に敏感で導入の際、病気の際に死にやすい。初心者向けはラスボラやファイヤーテトラだろう。
注意していただきたい事、
白点病に一度かかると耐性が付き通常は高温にして唐辛子を入れておけば数週間かかるが
徐々に減少するが、魚によっては30度でも被害が拡大する事がある。
その場合唐辛子を多めに入れても効かない。
一個でも白点が出ていれば、即座に隔離すること、そうすれば30度以上で白点が増えた場合でも他の魚への被害が抑えられる。