テレビドラマで言っていたのだが
彼らには私の未熟さを見守って貰っていると言う言葉があった。
なるほど、と思った。特に意外とは思わなかったが、改めてそれに近い事を感じた。
普段思っていることは、悪く言えば実験台で居てもらっているということだ。
人間の都合もあって誕生し、一生を水槽の中で過ごし、見える世界は部屋の中と飼い主、同じ境遇の仲間。それが幸せか不幸かどう思っているかわからないが、完全に人間に支配されている。実験台と言っても何か施術するわけでは無い。ただ生物を観察しているだけ。どう管理すれば思い通りになるかとか、手を抜いたらやはり失敗するとか、やっぱり最後には死ぬとか。そういうことを学んでいる。
一方魚にとっては、訳もわからず生まれたが、ただ本能に従い生きようとしている。実験台であれなんであれ、衛生的な環境で健康に生きられれば、これ以上は望まないし、不幸によって自ら死にたいとは思わないと考えているかもしれない。
一つわかることがあって、水草がたくさん茂っているレイアウト水槽では魚たちは楽しそうで生き生きして動き回っていると言う事はある。他の魚も居たほうがよい事が多い。
2cmとかの小型の魚にとってはレイアウト水槽が天国に感じているかもしれない。ただ、6cmくらいのアピストや更に大きいエンゼルにとっては60cm水槽の狭く無機質な空間は退屈かもしれない。しょっちゅう子供を生んではいるが。
それと、スネークヘッドは、魚と思えないような知性を持っているように見えて、顔を近づけるとよって来るし、水換えをするとテンションが上がって餌に対しての興奮が普段より増す。テンションが低いときは餌にも反応しないし、顔を近づけても奥のほうにいってしまう。流木を入れたらまとわり付いている。おそらく環境の変化を楽しんでいるのだろう。
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