詳細な状況と対応説明は以下です。結論としては口の奥とエラとの間のあたりに水カビが発生すると予想されるというものです。
2017.4
金魚に同じような症状が発生した、状況は以下
朝気づくと下の方で元気がない様子、ただただ元気がないという印象、ただしこれまでの経験上病気ではないかと直感的に疑う、ぐったりしており呼吸が何というか鰓を大きく広げて不自然である。ただ、特に鰓が開くといった症状はその時点ではない。
離隔してグリーンFゴールド顆粒を使う、この時点ではこれまで通り原因は分かっていない。夕方見ると鰓が広がっていた。あの病気だと確信した気持ちになる。
この時点でも、原因は分からず、ウイルス、カラムナリス、いくつかの原因を調べ考える、ただどれも当てはまらない。まずウイルスだと鰓が破壊され鰓自体が白くなるが赤い、カラムナリスのような爛れたり黄色いコロニーも見当たらない。ただ、朝気づいた時点の前日は餌もよく食べていた、症状の進行が速かったことから、間違いなく急性の病気ではないか疑う。ギロダクチルス症とうの寄生虫も考えづらい、鰓を見ても虫は目視では見当たらない。
そんな中継続して薬浴している中、白いもやもやをエラや口から吐き出すようになる。最初透明なフンを飲み込んだのではと思ったがそうではないようだ、カビによる原因の可能性が増す。薬浴をメチレンブルーに切り替える。メチレンブルーは水カビに効果があるが、規定量だとしても水カビには劇的な効果はない事は経験上知っている。進行を抑える程度なのだ。なので先に水カビを取り除き除菌する必要がある。口とエラの間の部分が感染源と予想されたためエラや口から薬剤を直接スポイドで投与することにした。
使用したのは、たまたま家にあったオキシドールとメチレンブルー、調べるとオキシドールはあらゆる病気に対して副作用も少なく非常に有効であることを知る。
オキシドール(3%)原液をスポイドで直接エラと口から勢いよく洗うように注入した。その後同様にメチレンブルーも注入、こちらは規定量の3倍程度の濃度。その後は規定量のメチレンブルーで薬浴、このオキシドールによる洗浄を一日二回行った。水は2リットル程を使いその都度交換した。塩は通常通り0.5%ほど投入。
数日後白いモヤモヤは無くなり生き餌を食べるまでになった。白いモヤモヤが出なくなって2日程度後からはメチレンブルーによる薬浴を止め(魚への負担があるため)、オキシドール(濃度を半分に薄めて)による洗浄のみを一日一回行うようにした。
結論としてオキシドールと通常のメチレンブルーによる薬浴で回復したと考えている。
寄生虫による原因の可能性も捨てきれないではいるものの、おそらく水カビが鰓のおくに発生したのだろう。餌が口の中に残っていたりすると急激にダメージを与えるまでにカビが発生するのではないか。
オキシドールは薬局で100円程度で手に入るため是非常備しておくといいと思う。
リンク、治療方法
http://sakanahiyori.blogspot.jp/2013/05/blog-post_23.html
0 件のコメント:
コメントを投稿