2017年4月17日月曜日

オキシドール浴

エラ病の細菌性、真菌性、寄生虫のにずれにも効果が期待できます

二通りのやり方があります
・エラに直接注入して洗う
・全身浴
用意するもの
・濃度3%のオキシドール。健栄製薬のもので100円程度でした。経済的。
・スポイド。先端が傷つけにくいもの。ダイソーのでOK。
・一時的に薬浴する容器 手で魚を持ち上げるため口の広いもの
・照明 無くても良いですが、作業をやりやすくしたり、症状を確認しやすくするため

負担を考えると患部のみに働きかけるエラに直接をまず考えます。
原液をそのままスポイドに入れて開いたエラから注入します。(容器の中で手で優しく持ち上げて利き手でスポイドを持つ。あまりにも暴れるのであれば、スポット消毒は諦め全体事薬浴。)暴れることを前提に細心の注意を払って。患部が奥の方と考えられる場合は鰓の隙間から勢いよく流し込みます。口をパクパクして吐き出す仕草でエラの奥まで入ったか確認できます。
後は数十秒して鰓を動かして薬を洗い流したのを確認したら、容器から手で掬いだして通常通り専用の薬で薬浴します。オキシドールは長期の薬浴には不向き、危険となっています。
数日後、症状が治まってきたら濃度を半分にします。症状が軽い程度の場合、初期症状の場合は最初から濃度は半分が良いでしょう。うがいにも使えるようなので、自分で試しましたが、原液のままだとほんの少しピリピリします。最初以外は薄めた方がよさそうです。

全身浴は水10リットルに対し5mlで一時間の薬浴をおこないます。
いずれのやり方も一日二回行います。やはり確実なのは患部に塗布かエラに直接流し込むのが良いのでできればそちらでおこなう方が良いでしょう。
なお、私が治療を行った対象は流金(3歳)です。

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