硝酸塩が増えることは生物濾過が機能していることを示す。
一般的には有毒性は引くく、例外を除きそれほど危険視されていないのが現状でもある。
私もそれほど気にせず50くらいの数値まで放置していたが、どうも悪影響があるようである。
50はテトラテストの説明によると水換までのギリギリの範囲内だが、25くらいでも水換えする
必要がある。可能なら常に0が望ましいだろう。ネオンテトラなどの小型種ならば餌の量も
多くは無いので水草がある程度植えてあれば全く増えることがない場合が多いが、
アピストや、エンゼルフィッシュなど、中型以上で食欲が底知れず餌を多く求める魚が
居る場合は60cm水槽で10匹も居れば水草が合っても数値が上がっていくようだ。
おそらくネオンテトラに換算したら、餌の量で100から150匹分というのが直感での感覚だ。
もしそうだとしたら当然数値は上がるだろう。
それで、魚への悪影響だが、皮膚が荒れて艶や光沢がなくなる。色くすんで透明度が増す。攻撃的になる(一概に断言できないが)、えらが赤くなる、食欲が無くなる、突然死ぬ。こういうことがあるようだ。ラミレジィは亜硝酸塩に敏感とされているが、硝酸塩に対しても弱い性質があるようだ。
アピスト、ラミレジィにも何種類か居るが、特に改良品種は弱い傾向があるように思うし、あるのかもしれない。エンゼルフィッシュもシクリッドで近縁種でもあるだろうから、敏感な可能性は高い。
一方で、カラシンやプレコ、オトシン、は全く気にしていないようだった。これらは水質に敏感
なほうだと思っていて、それよりも真っ先に反応するラミレジィはかなり敏感だと言える。
見た目は丈夫そうなのだが。だが確かにコイ科の魚のほうが濁ってても気にしないくらい強そうか。
同じ大きさではバルブやスマトラなど。全ての種類について、耐性があるか弱いかを示す事は出来ないが、種類によって差があり、現実的な対応としてどの種であっても極力硝酸塩も減らすように維持すると言う事が求められる。ラミレジィでなくても低い硝酸塩値を維持することで長くタンクメイトでいられるともいえる。
追記、この記事を書いた頃、某メジャーなメーカーの乾燥アカムシを与えていたが、それによって突然死した可能性も否めない。中国産のアカムシやイトミミズには重金属が大量に含まれており、熱帯魚が突然死すると言う情報もある。
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