先日記事に書いた出目金ですが、治療を続けていたところ、腫れていた眼球の人間で言う*水晶体の部分が取れていました。
どうも今回傷ついて、免疫により体から切り離された部分は水晶体だけだったようです。
目の黒い部分は傷ついているかもしれませんが、残ったままです。
取れた後の傷は既にふさがりつつあり、出血もほぼありませんでした。若干傷口に血がついています。
しかし、脊椎動物は水中で出血しても血は止まるものなんでしょうか、どういった原理なのでしょうか。どうやら何かしらの仕組みで水中でも血が固まるようなのですが。
目という特別な部位なので、このようにかさぶたが落ちるかのように傷口が再生したことには驚きです。目が体に占める割合も大きく、まさか、自ら組織が外れて回復するということは考えませんでした。といっても炎症を起こしていたのは目の表面の水晶体の部分で、目の内部は血が通わなくなるほどのダメージは最初からなかったのかもしれません。
このまま感染症にさえ気をつければ回復しそうです。よかった。
ちなみに取れた部分は、水変えやらの作業の十数分で取れたことに気付いた時には無かったので食べたようです。合理的。
治療は、3リットルほどの容器に移し、一日半ごとに水を換え、そのつど薄めに薬浴していました。(グリーンFゴールド顆粒は規定量よりかなり少量でも大変優れた殺菌能力があり、また魚への影響も見る限り少ないようです。薬浴自体魚にダメージを与えるので、治療日数や重度に応じた薬の濃度の判断が求められると思います。今回は時間がかかりそうでもありましたし、初めを除いて症状の進行が止まってからは薄めにしました。いずれも規定量より薄いです。目安としては水300mlあたりに対し爪楊枝の持つ部分1cmを湿らせて、薬の粉をつけた程度の量が、安全圏の境目と判断しています。これでも濃い目で一日以上の長時間の治療には向きませんし。これ以上濃くしても殺菌効果が上がるということは無いと思います。魚への負担だけが増します。)エアレーションは不要だと思いますし、落ち着かせるためにも箱に入れて光をさえぎり静かにしていたほうが良い。餌は基本絶食で、治療開始後五日くらいで治療にまだ時間がかかるようであれば、水を換えるタイミングでえさを与え、食べ終わった後水換えします。そして糞が出るので次の水換を早めにします。
追記、水晶体ってのは正確には違いますね、透明のレンズみたいな部分です
その後元気に成長しました、でかい出目金はちょっとグロいです
2015年9月29日火曜日
2015年9月19日土曜日
金魚の安楽死 ※観覧注意 残酷な内容が含まれます
※最も良いと思われるのは、クローブオイルを使った安楽死方法です。
譲り受けた金魚が居るのですが、眼球を患っており手の施しようがありません。
原因は出目金なのですがホースを使っているときに目の部分が吸い込まれてしまいました。
結構な強さで吸い取られたと思いましたが、回復して元気に泳ぐようになりました。
しかしどうも失明しているかもしれません。見た目にも異常です。
一ヶ月ぐらい元気でしたが、目が腫れ出してうっ血しはじめしました。
再び元気になればよいのですが、こればかりは再生能力次第です。
目が壊死するような事になれば、ほぼ死ぬ事になると思います。
とても切除して無事で居られるとは思えません。
仮にそれで治る可能性があるとしても、苦痛と薄い望みから私なら死を選ぶと思います。
人間の自分がそうなったら病院で診てもらいますが。
それでしばらく様子見して、壊死し始めたら安楽死させようと思います
私が今までやった安楽死の方法は原始的なもので、頭をハンマーで潰すというものです。
魚をティッシュで覆って視界を奪います。これは恐怖を緩和する効果があります。
はさみで頭部を切断する方法もありますが同様で良いかと思います。
ただ、結構感触が悪いです。仕方ないですが。
今は出来るだけ化膿と病気の誘発を抑えるため軽く薬浴しています。
元気があまり無く底でじっとしています。えさもしばらくとめるつもりです。
10日くらいあれば、元気になるか再起不能かはっきりするかと思います。
悪化して呼吸が荒くなるようであれば再起不能でしょう。
追記2017.4
ネットで金魚の手術が高額にもかかわらず依頼する飼い主がいるという記事を見つけたのですが、その中で麻酔を使っていて、それが安楽死の方法として使えるようです。
チャームで普通に売っておりました。
クローブオイルと同じ成分で、そちらで代用できます。アマゾンでも手に入ります
追記2019
クローブオイルでの麻酔安楽死 も確かに有効ですが
そもそもサイズが小さい魚にそれをやる事が安楽死として最善かという疑問があります
麻酔でも知らない臭いやしびれ、呼吸困難で魚に取って恐怖の時間はあるものと思いま
す。
私はその後、言葉では残酷に感じますが頭部破壊が最も短時間で死なせられる方法という結論に至りました。
やり方はこのホームページ内の以下のページにまとめています。
http://sakanahiyori.blogspot.com/2013/05/blog-post_23.html
譲り受けた金魚が居るのですが、眼球を患っており手の施しようがありません。
原因は出目金なのですがホースを使っているときに目の部分が吸い込まれてしまいました。
結構な強さで吸い取られたと思いましたが、回復して元気に泳ぐようになりました。
しかしどうも失明しているかもしれません。見た目にも異常です。
一ヶ月ぐらい元気でしたが、目が腫れ出してうっ血しはじめしました。
再び元気になればよいのですが、こればかりは再生能力次第です。
目が壊死するような事になれば、ほぼ死ぬ事になると思います。
とても切除して無事で居られるとは思えません。
仮にそれで治る可能性があるとしても、苦痛と薄い望みから私なら死を選ぶと思います。
人間の自分がそうなったら病院で診てもらいますが。
それでしばらく様子見して、壊死し始めたら安楽死させようと思います
私が今までやった安楽死の方法は原始的なもので、頭をハンマーで潰すというものです。
魚をティッシュで覆って視界を奪います。これは恐怖を緩和する効果があります。
はさみで頭部を切断する方法もありますが同様で良いかと思います。
ただ、結構感触が悪いです。仕方ないですが。
今は出来るだけ化膿と病気の誘発を抑えるため軽く薬浴しています。
元気があまり無く底でじっとしています。えさもしばらくとめるつもりです。
10日くらいあれば、元気になるか再起不能かはっきりするかと思います。
悪化して呼吸が荒くなるようであれば再起不能でしょう。
追記2017.4
ネットで金魚の手術が高額にもかかわらず依頼する飼い主がいるという記事を見つけたのですが、その中で麻酔を使っていて、それが安楽死の方法として使えるようです。
チャームで普通に売っておりました。
クローブオイルと同じ成分で、そちらで代用できます。アマゾンでも手に入ります
追記2019
クローブオイルでの麻酔安楽死 も確かに有効ですが
そもそもサイズが小さい魚にそれをやる事が安楽死として最善かという疑問があります
麻酔でも知らない臭いやしびれ、呼吸困難で魚に取って恐怖の時間はあるものと思いま
す。
私はその後、言葉では残酷に感じますが頭部破壊が最も短時間で死なせられる方法という結論に至りました。
やり方はこのホームページ内の以下のページにまとめています。
http://sakanahiyori.blogspot.com/2013/05/blog-post_23.html
2015年7月10日金曜日
スネークヘッドの餌実験
普通に与えて問題ないものをあれこれ与えてみた
エーハイムリッチスクランブル
タイ切り身
アジ切り身
剥きエビ
シラス
イトメ
ミミズ
ミルワーム
エーハイムリッチスクランブル
ヒカリクレストキャット
マグロ切り身タイ切り身
アジ切り身
剥きエビ
シラス
イトメ
ミミズ
ミルワーム
SHデータ
ハーコートスネークヘッド
サイズ20cm程度
原産地、ミャンマー、インレー湖
水質、アルカリ
60cm規格水槽で単独飼育
エーハイムリッチスクランブル
ごく一般的な中型魚用の餌、フレークと異なり餌で汚れにくいのが利点
これを食べてくれれば苦労は無い、全く反応無し、
他の食べてる餌と交互に与えてもこれと気付くとスルー、口に入れてもエラからポイッ
食べる、私がやってる餌の中ではそこそこの食いつき、
ただマグロは重金属を含みやすいしこればかり食べても良いとは思えない
タイ切り身
よく食べる、身が固めなので食べ残しがほとんど無い
何故かあまり咀嚼しない。かなり小さくカットしていることもあるだろうが、噛まずに飲み込んでいるようだ。
アジ切り身
よく食べる、現在主食として与えている。
マグロより吐き出さないで綺麗に食べる。マグロより美味しいのだろう
小骨があるので骨を取り除き、指で良く転がして骨が無い事を確認して与える
それでも混入するかもしれないので、餌が大きくならないようにはしている
剥きエビ
食べる、マグロと同じくらいの感じ、あまり食欲が無いときは結構吐き出す
シラス
イトメ
かなり食べる、やはり生き餌は他の魚同様とてつもなく食べたい衝動に駆られるようだ
栄養を良くするためにフレーク餌をイトメに与えている
ミミズ
食べる、でかすぎたのか動くことに警戒して最初中々食べなかったが、
気付いたら食べていた。
拒食でやせてきていたので仕方なく与えたが、その辺の土のミミズは汚染されている可能性があるため与えないほうがいい
ミルワーム
思いのほか固かったようで、びっくりして吐き出して物陰に隠れてしまった。相変わらず臆病な魚だ。確かに他のえさに比べるとかなり固いが。
ということで食べない。水中に入れると数秒で死ぬので入れっぱなしにもできない。
結果
エーハイムリッチスクランブル×
タイ切り身◎
アジ切り身◎
剥きエビ○
シラス◎
イトメ◎◎
ミミズ○
ミルワーム×
補足、あくまで通常の健康でストレスのない状態での検証であり、
特にSHは神経質な部分があり、ストレスがあったりなれない環境にいあると
たとえ生き餌でも食べないときがある。
最初着たときはずっと隠れてえさには見向きもしなかったし、
10日くらいすぎて余りにも食べないので、SHの粘膜を極力はがさない様に
ビニテをつけてオリーブオイルを薄く塗って直接口を手で開けて与えたりしていた。
生体に対して狭のプラケースに入れて嫌でも生き餌に気付くようにした事もある。
このときは、毎日水返して、二日目くらいにようやく朝気付いたら食べていた。
導入時、もし餌を食べないときは、生き餌を用意してあげて、小さい容器で今期よく待つのが良いかもしれない。
蛇足だが他のSHは飼った事がないので分からないが家に居るハーコートSHは
自分より弱い魚には執拗なほど攻撃的なくせに、ちょっとした刺激や環境の変化に対してとにかく臆病だ。
ごく一般的な中型魚用の餌、フレークと異なり餌で汚れにくいのが利点
これを食べてくれれば苦労は無い、全く反応無し、
他の食べてる餌と交互に与えてもこれと気付くとスルー、口に入れてもエラからポイッ
ヒカリクレストキャット
アミノ酸の旨み成分で食いつき抜群との謳い文句。
なるほど、一瞬食べようかにらめっこ、何が気に入らなかったのか以降見向きもしなくなった。
マグロ切り身食べる、私がやってる餌の中ではそこそこの食いつき、
ただマグロは重金属を含みやすいしこればかり食べても良いとは思えない
タイ切り身
よく食べる、身が固めなので食べ残しがほとんど無い
何故かあまり咀嚼しない。かなり小さくカットしていることもあるだろうが、噛まずに飲み込んでいるようだ。
アジ切り身
よく食べる、現在主食として与えている。
マグロより吐き出さないで綺麗に食べる。マグロより美味しいのだろう
小骨があるので骨を取り除き、指で良く転がして骨が無い事を確認して与える
それでも混入するかもしれないので、餌が大きくならないようにはしている
剥きエビ
食べる、マグロと同じくらいの感じ、あまり食欲が無いときは結構吐き出す
シラス
よく食べる、塩抜きをして与える。自分も食べたが、塩抜きをするとほとんど味がしない。
匂いが食べる食べないの基準では無いのだろうか。
とりあえず口にして餌かそうでないか判断し、以降それを憶えているようだ
イトメ
かなり食べる、やはり生き餌は他の魚同様とてつもなく食べたい衝動に駆られるようだ
栄養を良くするためにフレーク餌をイトメに与えている
ミミズ
食べる、でかすぎたのか動くことに警戒して最初中々食べなかったが、
気付いたら食べていた。
拒食でやせてきていたので仕方なく与えたが、その辺の土のミミズは汚染されている可能性があるため与えないほうがいい
ミルワーム
思いのほか固かったようで、びっくりして吐き出して物陰に隠れてしまった。相変わらず臆病な魚だ。確かに他のえさに比べるとかなり固いが。
ということで食べない。水中に入れると数秒で死ぬので入れっぱなしにもできない。
結果
エーハイムリッチスクランブル×
ヒカリクレストキャット×
マグロ切り身○タイ切り身◎
アジ切り身◎
剥きエビ○
シラス◎
イトメ◎◎
ミミズ○
ミルワーム×
補足、あくまで通常の健康でストレスのない状態での検証であり、
特にSHは神経質な部分があり、ストレスがあったりなれない環境にいあると
たとえ生き餌でも食べないときがある。
最初着たときはずっと隠れてえさには見向きもしなかったし、
10日くらいすぎて余りにも食べないので、SHの粘膜を極力はがさない様に
ビニテをつけてオリーブオイルを薄く塗って直接口を手で開けて与えたりしていた。
生体に対して狭のプラケースに入れて嫌でも生き餌に気付くようにした事もある。
このときは、毎日水返して、二日目くらいにようやく朝気付いたら食べていた。
導入時、もし餌を食べないときは、生き餌を用意してあげて、小さい容器で今期よく待つのが良いかもしれない。
蛇足だが他のSHは飼った事がないので分からないが家に居るハーコートSHは
自分より弱い魚には執拗なほど攻撃的なくせに、ちょっとした刺激や環境の変化に対してとにかく臆病だ。
2015年6月15日月曜日
ミルワーム 増える
スネークヘッドの餌として買ったミルワーム、店員さんに冷蔵庫に入れてくださいねと念を押される。
あ、はいと言いつつ増やすつもりではいたが。
早速スネークヘッドに与えてみる、スネークヘッドは刺身(魚の切り身)を与えているが、水質が合っていなかったようで食欲不振になっていた。ハーコートスネークヘッドというミャンマーはインレー湖原産のSHであるが、インレー湖は石灰岩が溶けていてアルカリ性だそうである。ちなみにインレー湖産の熱帯魚は多く、ラスボラハナビ、ラスボラエリスミクロンなどがいる。これらはアルカリ性にしてやると調子が良いのだそう。見た目は勝手な印象だが弱酸性がすきそうと思ってはいたが。
話が少しそれたが、スネークヘッドも弱酸性で飼育していたためか、初めは餌を食べていたが、いつしか鰭が溶けて元気がなくなってきていた。あれこれ調べていると、水質が合っていなかったようで、サンゴ砂を入れてアルカリ性に調節した、今では元気を取り戻して刺身も食べるようになっている。
ミルワームは水に非常に弱く水中では直ぐに死んでしまうため、また固いため上手く与えることができなかった。そして結局誰も食べないミルワームは成虫と化した。鳥かカエルでも飼おうかと思ったが、成虫となったミルワーム、ゴミムシダマシというだが、結構動きが可愛かったりする。土に潜ったり出てきたり餌に反応したり。いやいやいや、これが食べられるところは見たくない。
ああぁ、結局ミルワームも飼う事になった。
いつか鳥かカエルか飼うつもりだけど、そのときは成虫でなく、あまり可愛くはない幼虫をあげようと思う。
あ、はいと言いつつ増やすつもりではいたが。
早速スネークヘッドに与えてみる、スネークヘッドは刺身(魚の切り身)を与えているが、水質が合っていなかったようで食欲不振になっていた。ハーコートスネークヘッドというミャンマーはインレー湖原産のSHであるが、インレー湖は石灰岩が溶けていてアルカリ性だそうである。ちなみにインレー湖産の熱帯魚は多く、ラスボラハナビ、ラスボラエリスミクロンなどがいる。これらはアルカリ性にしてやると調子が良いのだそう。見た目は勝手な印象だが弱酸性がすきそうと思ってはいたが。
話が少しそれたが、スネークヘッドも弱酸性で飼育していたためか、初めは餌を食べていたが、いつしか鰭が溶けて元気がなくなってきていた。あれこれ調べていると、水質が合っていなかったようで、サンゴ砂を入れてアルカリ性に調節した、今では元気を取り戻して刺身も食べるようになっている。
ミルワームは水に非常に弱く水中では直ぐに死んでしまうため、また固いため上手く与えることができなかった。そして結局誰も食べないミルワームは成虫と化した。鳥かカエルでも飼おうかと思ったが、成虫となったミルワーム、ゴミムシダマシというだが、結構動きが可愛かったりする。土に潜ったり出てきたり餌に反応したり。いやいやいや、これが食べられるところは見たくない。
ああぁ、結局ミルワームも飼う事になった。
いつか鳥かカエルか飼うつもりだけど、そのときは成虫でなく、あまり可愛くはない幼虫をあげようと思う。
2015年6月9日火曜日
増えすぎるロイファロ
ロイファロは飛行機みたいな姿でかっこよくて、古代魚みたいな風格もあり、体全体を動かして動く姿には愛嬌があり、魅力の多い魚ではある。
この魚さんはペアになると熱心に子供を守り、多分メスだったと思うが体で卵に被さって餌も食べず一週間位鰭を動かして新鮮な水を与え続ける。子育てに熱心な魚である。
ただ熱心なのはそこまで、卵からすべて孵化し終えると子供たちを自然淘汰の世界へと解き放つ。これで親の役割は終了、普段の生活へと戻る。
という事で、非常に感動的でもあることなのですが、次から次に子供を産んでくれるんです。僕の役割は何なんですかね。その子供を狙うほかの魚なんですかね。卵の中でだいぶ成長し孵化すると直ぐに泳げる状態になっています。大人のミニチュアみたいな姿の可愛い稚魚を死なせる事ができましょうか。でもしないといけないんですよね。
オークションで里親探しをしようかな。
この魚さんはペアになると熱心に子供を守り、多分メスだったと思うが体で卵に被さって餌も食べず一週間位鰭を動かして新鮮な水を与え続ける。子育てに熱心な魚である。
ただ熱心なのはそこまで、卵からすべて孵化し終えると子供たちを自然淘汰の世界へと解き放つ。これで親の役割は終了、普段の生活へと戻る。
という事で、非常に感動的でもあることなのですが、次から次に子供を産んでくれるんです。僕の役割は何なんですかね。その子供を狙うほかの魚なんですかね。卵の中でだいぶ成長し孵化すると直ぐに泳げる状態になっています。大人のミニチュアみたいな姿の可愛い稚魚を死なせる事ができましょうか。でもしないといけないんですよね。
エンゼルフィッシュの飼い方、繁殖
3年くらいですがエンゼルを飼育してきた経験から適切な飼育環境を説明します。
概要
・飼育可能数は60cmで2匹。多くてセパレートをつけて4匹だが継続した飼育は困難。
理由はペアを作る性質とシクリッド特有の縄張りを主張する性質があるため。ペア以外は排除しようとし、水槽内では逃げ場が無く、攻撃される側は突かれるダメージやストレスで食欲不振、病気となり死んでしまう。
二匹飼育していても特にオスは攻撃的なため相性が悪いとセパレートが必要になる。
そういった意味でも、予備タンクは出来る限り用意したほうが良いし、ペアが上手くいくかは飼育前にはわから無いため事実上は必要不可欠ともいえる。
・やはりベアタンクが衛生面で非常に優れている。餌が残りにくいこと、掃除が楽な事が理由、それにより病気が減る。
・水変えは頻度が多いに越した事は無いが一ヶ月に一回、量にして4分の3の水換えで間に合う。一気に水を入れるのではなく、時間を置いて半分の量を2回に分けて足していくと良い。
※自分は水槽が多いのでこの頻度ですが出来れば毎週半分替えたほうが良いです。えさの量も多くなくこれが許容範囲のギリギリのラインあたりかと思います。以前転覆するような動きをしていたので直ぐに水換えをした事があります。直ぐに回復しましたが、硝酸塩増加によるものと思いましたので、その水槽では60cm規格水槽に二匹で飼育していましたが、オス一匹単独で飼育する事にしました。
・水質は、元々生息している環境から弱酸性の軟水が適していると思われる。一応アルカリでも飼育可能らしい。自宅ではひゅうが土(宮崎県産の火山岩)をろ剤として使用している。水質は弱酸性の軟水となる事を測定して確認済み。
水道水そのままのPH硬度でも問題は無いだろう。
・餌は一日一回で十分、幼少期は育成を促進するため数回やると良い。
食べると腹が膨れるのが分かるので、それが量の目安。
とはいえ、食べ残しはその日の内に取り除き、理想はぴったり食べきる量ではある。だがそれは中々難しい。
食べ残しが増えると水カビ病の原因になるのでこまめなチェックで取り除く事が大事。
これだけやれば問題なく飼育できるはず
続いては繁殖編
難易度は難しくないので誰でも繁殖させることは可能。
・まず当然ながらペアが必要。いつも一緒に居る様ならばペア。ただ寂しがりなのでメス同士でペアになる事もあれば、オス同士もあるそうで、当然そうなると卵は受精されない。
・卵の産卵床として塩ビパイプを用意、できるだけ太めな奴を壁の側面に立てかける感じで、クリップ等で固定しておく。卵が固定されやすいように紙やすりで表面を擦っておくと良い。
・卵を産んで無事孵化したら5日程度はヨークサックという栄養袋で成長するためそのまま見守る。
その後自由浮遊しだしたらブラインシュリンプを湧かせたものをストローなどで与える。湧かせるのには一日程度以上かかるので、出来るだけ手早く良いタイミングで用意する。
この餌やりにより、水中の塩分濃度が増すので水変えを余計にする事を留意しておく。
以上で繁殖は可能。増えすぎてもとても育てられないので、選別が必要になる。200個くらい卵を産むが、より厳しい環境にしたりする事で選別しなければならない。増えすぎたら、小さいうちに処分しておいたほうが魚のためでもある。
繁殖が上手くいかないとき。
いくつか上手くいかないときがあるので以下を試してみると良い。
・水温を上げる
成魚は24度程度で飼育可能だが、27度程度にする事で孵化率が著しく上がることがある。
・子育てを自分でする
放って置いても親が面倒を見るが、出来ない親は卵を食べてしまう事がある。
絶対に孵化させたいときはセパレーターに分けて常に水流をあて酸素を供給してやる。
卵がかびたらピンセットで取り除き、水は常に新鮮である状態にする。
一度ペアになると大抵は1ヶ月も経たないうちに産卵を繰り返すので失敗してもチャンスは何度もある
概要
・飼育可能数は60cmで2匹。多くてセパレートをつけて4匹だが継続した飼育は困難。
理由はペアを作る性質とシクリッド特有の縄張りを主張する性質があるため。ペア以外は排除しようとし、水槽内では逃げ場が無く、攻撃される側は突かれるダメージやストレスで食欲不振、病気となり死んでしまう。
二匹飼育していても特にオスは攻撃的なため相性が悪いとセパレートが必要になる。
そういった意味でも、予備タンクは出来る限り用意したほうが良いし、ペアが上手くいくかは飼育前にはわから無いため事実上は必要不可欠ともいえる。
・やはりベアタンクが衛生面で非常に優れている。餌が残りにくいこと、掃除が楽な事が理由、それにより病気が減る。
・水変えは頻度が多いに越した事は無いが一ヶ月に一回、量にして4分の3の水換えで間に合う。一気に水を入れるのではなく、時間を置いて半分の量を2回に分けて足していくと良い。
※自分は水槽が多いのでこの頻度ですが出来れば毎週半分替えたほうが良いです。えさの量も多くなくこれが許容範囲のギリギリのラインあたりかと思います。以前転覆するような動きをしていたので直ぐに水換えをした事があります。直ぐに回復しましたが、硝酸塩増加によるものと思いましたので、その水槽では60cm規格水槽に二匹で飼育していましたが、オス一匹単独で飼育する事にしました。
・水質は、元々生息している環境から弱酸性の軟水が適していると思われる。一応アルカリでも飼育可能らしい。自宅ではひゅうが土(宮崎県産の火山岩)をろ剤として使用している。水質は弱酸性の軟水となる事を測定して確認済み。
水道水そのままのPH硬度でも問題は無いだろう。
・餌は一日一回で十分、幼少期は育成を促進するため数回やると良い。
食べると腹が膨れるのが分かるので、それが量の目安。
とはいえ、食べ残しはその日の内に取り除き、理想はぴったり食べきる量ではある。だがそれは中々難しい。
食べ残しが増えると水カビ病の原因になるのでこまめなチェックで取り除く事が大事。
これだけやれば問題なく飼育できるはず
続いては繁殖編
難易度は難しくないので誰でも繁殖させることは可能。
・まず当然ながらペアが必要。いつも一緒に居る様ならばペア。ただ寂しがりなのでメス同士でペアになる事もあれば、オス同士もあるそうで、当然そうなると卵は受精されない。
・卵の産卵床として塩ビパイプを用意、できるだけ太めな奴を壁の側面に立てかける感じで、クリップ等で固定しておく。卵が固定されやすいように紙やすりで表面を擦っておくと良い。
・卵を産んで無事孵化したら5日程度はヨークサックという栄養袋で成長するためそのまま見守る。
その後自由浮遊しだしたらブラインシュリンプを湧かせたものをストローなどで与える。湧かせるのには一日程度以上かかるので、出来るだけ手早く良いタイミングで用意する。
この餌やりにより、水中の塩分濃度が増すので水変えを余計にする事を留意しておく。
以上で繁殖は可能。増えすぎてもとても育てられないので、選別が必要になる。200個くらい卵を産むが、より厳しい環境にしたりする事で選別しなければならない。増えすぎたら、小さいうちに処分しておいたほうが魚のためでもある。
繁殖が上手くいかないとき。
いくつか上手くいかないときがあるので以下を試してみると良い。
・水温を上げる
成魚は24度程度で飼育可能だが、27度程度にする事で孵化率が著しく上がることがある。
・子育てを自分でする
放って置いても親が面倒を見るが、出来ない親は卵を食べてしまう事がある。
絶対に孵化させたいときはセパレーターに分けて常に水流をあて酸素を供給してやる。
卵がかびたらピンセットで取り除き、水は常に新鮮である状態にする。
一度ペアになると大抵は1ヶ月も経たないうちに産卵を繰り返すので失敗してもチャンスは何度もある
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